【元大手人事徹底解説】超簡単で効率的・効果的な業界研究のやり方

こんにちは、Bookマンです。

就活生からこんな悩みや愚痴をよく聞きます。

就活生A[くん
就活生A[くん

業界研究って聞くんだけど

大掛かりで面倒臭そう…

就活生Bさん
就活生Bさん

業界研究って本当に必要なの?

やるとすれば、

何をどのようにすればいいの?

Bookマン
Bookマン

そうですよね、

何か面倒くさそうなイメージが

ありますよね。

でも、大丈夫です。

業界研究を超効率的かつ効果的に

進める楽チン・ステップを紹介

していきますね。

この記事を読むことにより、

・業界研究の目的

・業界研究で調べる内容

・業界研究の具体的なやり方

・業界研究を始める時期

を理解できます。

この記事を書いている私は、

・パナソニック→住友金属関連本社で人事歴21年

・人事室長として新卒・社会人2,000名超えの採用合否決定

・脱サラ後、内定必須スキルを地方大学生に伝授し、6年間で全方位の業種から第1志望内定率93.9%を達成

◆就活教材として、

・udemyより就活コピーライティング適職発見スキル就活マインドセットを公開

・NOTEで就活パブリックスピーキング就活コミュニケーションスキルセルフイメージ進化のセミナー音声をリリース

・Amazon kindleで就活セルフブランディングなど多数出版 

業界研究の目的

就活生Aくん
就活生Aくん

そもそも、なんで業界研究って

しないといけないの?

Bookマン
Bookマン

そうですよね、

それがシックリしないと

行動に移せませんよね。

それではまず質問です。

日本に企業って何社ぐらいあると思いますか?

想像でいいんで、少し考えてみて下さい。

実に約168万社あります。

大企業だけでも、1万1,000社です。

想像して欲しいんですけど、これだけの会社の説明会に全て参加できますか?

OB/OG訪問できますか?

仮に1日3社廻ったとして、1,680年かかります。これは物理的に不可能ですね。

なので、必然的に絞り込む作業が必要になってきます。

絞り方については、あなたの「才能」と「情熱」がクロスする分野を狙って欲しいんですが、詳しいやり方はコチラで解説しています。

業界研究を行う1つ目の目的は、たくさんある企業の中からあなたに合うであろう業界を絞り込むためです。

絞り込みに役に立つ資料が

dodaキャンパス

に掲載されてましたので、参考活用してみて下さい。

引用元:dadaキャンパス(ベネッセの就職支援サービス)

次に、絞り込んだ業界があなたの素養に本当に合致するのかどうかを深堀りする必要があります。

じゃないと、イメージだけが先行して

就活生Aくん
就活生Aくん

思っていて業界イメージと

違った…

就活Bさん
就活Bさん

自分には向いていないかも…

といった誤差が出てくるかもしれませんね。

なので、希望業界の範囲を狭めながら、その業界を深く知ることが大切になるんですね。

そういう意味では、あなたの素養とその業界のミスマッチを防ぐというのが業界研究の第2の目的ですね。

業界研究の段階でその業界について深く調べることによって、その後の自己PRや志望動機を書いたり、話したりする時に活きてきます。

そういう意味で業界研究の第3の目的は、有効な自己PRを作成するための前作業になります。

まとめると、業界研究の目的は、

1.あなたに合うであろう業界を絞り込むため

2.あなたの素養とその業界のミスマッチを防ぐため

3.有効な自己PRを作成するため

になります。

業界研究で調べる内容

就活生Bさん
就活生Bさん

業界研究の目的は分かりましたけど

実際に何を調べたらいいですか?

Bookマン
Bookマン

検索すると色々書かれていますが、

要はあなたが部活やサークルを選ぶ

基準と同じと考えて結構です。

たとえば、あなたが部活やサークルを選び際に

1.規模はどのぐらいか?

2.どんな活動をしているのか?

3.どんな人が所属しているのか?

4.これまでの実績は?

5.これからの将来性は?

6.その他

ぐらいは入る前にチェックしますよね。

これを就活の業界研究に応用すればいいんです。

そう考えると、簡単ですね。

1.規模はどのぐらいか?

・他の業界と比べて大きいのか、小さいのか?

・業界全体の売上、利益はどうなのか?

・どのぐらいの人数が働いているのか? 

2.どんな活動をしているのか?

・業界のビジネスモデルや利益構造は?

・どういう商品やサービスを売っているのか?

・どういう所と資本提携や取引しているのか?        

3.どんな人が所属しているのか?

・平均年齢や平均勤続はどのぐらいか?

・平均年収は?

・退職率はどのくらいか?

・どんな仕事や資格が求められるのか?

・業界自体の風土はどんな感じか?

4.これまでの実績

・過去の売上・利益がどうなっているのか?

・どういった社会貢献をしてきたか?

・どういった活動に力をいれてきたか?

5.これからの成長性は?

・これから伸びる分野なのか、その逆か?

・どのぐらい伸びるのか、縮小するのか?

6.その他

・どういう行動方針で今後、動いていくのか?

例)環境、SDGs、コンプライアンスなど

という感じですね。

つまり、部活やサークルを選ぶ際の選択基準と同じですね。

ただ、ビジネスの場合、経営数字や将来性まで視野に入れて研究する必要があります。

業界研究の具体的なやり方(方法)

就活生Aくん
就活生Aくん

研究する内容は分かりました。

でも、どうやって調べたらいいですか?

Bookマン
Bookマン

今は情報が簡単に手に入る時代

なので、いいですよね。

以下のオンライン、リアルで

だいたいの情報が掴めますね。

【業界の研究方法】

1.業界団体のホームページ

2.就職情報サイト

3.大学のキャリアセンター

4.業界研究セミナー

5.新聞やニュース

6.OB・OG訪問

7.書籍

それでは1つずつ簡単に説明していきますね。

1.業界団体のホームページ

コチラから業界団体のまとめページに飛びますので、興味のある業界をチェックして調べてみて下さい。

2.就職情報サイト

就職情報サイトでは、採用情報や業界の動向など、就活に必要な情報が網羅的に紹介されているため、業界の全体像を理解したいときに適しています。

下記のようなサイトで情報を収集できます。

業界ナビ(リクナビ)

dodaキャンパス

3.大学のキャリセンター

キャリアセンターではどの業界に向いているのかなど相談できるため、他の方法と合わせて活用するとよいでしょう。

また、キャリアセンターが開催するガイダンスは各業界の人から直接話を聞けるチャンスなので、ぜひ参加してください。

4.業界研究セミナー

業界研究セミナーでは実際に業界で働く人々からダイレクトに話を聞いたり、質問ができるため、将来のキャリアイメージの形成にも役立ちます。

業界のリアルな最新情報を聞くことができる機会は少ないため、その他の情報収集と並行して行っておきましょう。

5.新聞やニュース

新聞やニュースでは業界に関わる最新の情報を入手できます。

事業展開や業績の見通し、景気や円相場の変動の影響などを注意して見ることで各業界の動向を知ることができます。

社会情勢は一般常識として面接などで質問される場合もあるため、日頃から新聞やニュースを見る習慣をつけるとよいでしょう。

特に日本経済新聞には経済に特化した豊富な情報が詳しく掲載されていますので、読んでおく事をおススメします。

6.OB・OG訪問

OB・OG訪問は、自分で業界研究を行った上で、調べ切れなかった生の情報を収集できることが特徴です。

OB・OG訪問を有意義なものにするためには、前段階で、できる限りの業界研究を十分に行っておき、訪問の際に聞くことをまとめておくとよいでしょう。

ネットで調べれば分かるレベルの質問はNGなので気を付けましょう。

7.書籍

業界本や就職情報誌は業界についてが詳しく書かれているため、業界の全体像や動きを把握するのに役立ちます。

特にBookマンがおススメする業界研究に打って付けの書籍は下記の2冊です。

1.業界地図

日経経済新聞社など複数の出版社が発行している「業界地図」はさまざまな業界が網羅され、各業界の商品などの市場のシェア率を知ることができます。

企業の業界での立ち位置や成長度合いを把握するのにおすすめです。

1冊持っておくと、すべての業界の実情が分かりますのでおススメです。

2.就活四季報

東洋経済新報社が発行している「就職四季報」は企業から掲載料をもらわずに作成しているため、客観的な企業情報を得ることができます。

5000社以上の企業情報が業界別に掲載され、同業の会社比較など、他の方法では収集できない情報を得ることができます。

書籍は総合版、優良・中堅企業版、女性版などの種類があります。

業界研究を始める時期

就活生Bさん
就活生Bさん

内容はわかりましたけど

業界研究って、いつから

はじめた方がいいですか?

Bookマン
Bookマン

早ければ早い方がいいです。

なぜかと言うと、

インターンシップを始めるにあたって、業界を絞って目的を持って受けるのと、何の目的も持たずにただ漫然と受けるのでは得られる成果が雲泥の差になるからです。

業界研究を行っていないと、何となく面白そうだから受けようみたいなノリで受けるインターンシップに終始しますが、業界研究をチャンと行って、目的意識を持ちながらインターンシップに参加すると、

就活生Aさん
就活生Aさん

思っていた印象と

全然違った。

就活生Aくん
就活生Aくん

思ったとおり、

自分にピッタリの業界だった。

といった齟齬が確認できて遠回りせず、かつインターンシップの有益度が高まりますね。

分かりますかね?

何か美味しそうな飲食店を探す場合も、ググりますよね。

そこで評価を見たり、コメントを見たり、料理の写真を見たり、店の風景を見たりして、その店を選んで入店しますね。

それで良かったのか、どうかを判断しますね。それと同じなんです。

今は情報が手に取るように入手できる時代になりまし。

なので、先にリサーチして範囲を絞り込んだ上で、深堀りして情報を集め、効率的かつ効果的に就職活動を進めることが楽にできるようになりました。

なので、今回お伝えした方法で今すぐ行動に移してみて下さい。

出てくる結果が格段に変わってきます。

まとめ

それでは最後に今回の内容を整理しておきますね。

1.業界研究の目的

 ①あなたに合うであろう業界を絞り込むため

 ②あなたの素養とその業界のミスマッチを防ぐため

 ③有効な自己PRを作成するため

2.業界研究する内容

  ①規模はどのぐらいか?

  ②どんな活動をしているのか?

  ③どんな人が所属しているのか?

  ④これまでの実績は?

  ⑤これからの将来性は?

  ⑥その他

【業界の研究方法】

  ①業界団体のホームページ

  ②就職情報サイト

  ③大学のキャリアセンター

  ④業界研究セミナー

  ⑤新聞やニュース

  ⑥OB・OG訪問

  ➆書籍

就活は遅ければ遅くなるだけ後手に回ります。

過去に面倒くさがって後回しにした先輩で、就活が不利になった事例を数多くみてきました。

あなたにはそうなって欲しくないので、ぜひ、今回の方法を実践して欲しいなと思います。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

Bookマン

追伸:

今回の記事の中でおススメした本はコチラです。

1冊手元に置いておくと業界全体を俯瞰的に眺められますし、構造が一目でわかります。

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