
こんにちは、Bookマンです。
就活生の話を聞いていると、こんな話題を小耳に挟みます。

自分がどんな仕事に向いているのか
全く分からない…

合説に行っても、どの会社のブースから
廻ったらいいのか迷う…

無理もないですよね。
社会経験と言えば、自分のアルバイトか
両親や先輩からの情報しか入らないので
判断できないのが当たり前ですよね。
でも、安心して下さい。
今から超シンプルであなたの『適職』を
発見する3ステップを解説していきます。
今回の記事を読むことにより、
・間違いだらけの仕事選び
・超効率的な仕事の選び方
・自分軸の「適職」発見3ステップ
が学べます。
この記事を書いている私は、
・パナソニック→住友金属関連本社で人事歴21年
・人事室長として社会人・新卒採用2,000名超えの採用合否を決定
・脱サラ後、地方大学の就活生に内定必須スキルを伝授し、過去6年間で全方位の業種から第1志望内定率93.9%という業界屈指の数値を 叩き出す。
→内定者の声はコチラから
◆就活コンテンツとして、
・udemyより就活コピーライティング、適職発見スキル、就活マインドセットをリリースしています。
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効率的な仕事選びのやり方

仕事の選び方を結論から言います。
「絞り込んで下さい。以上です。」

いやいや絞れないから困ってるんです。
そうですか、それでは絞り込む方法をお伝えします。
以下の3ステップです。
ステップ1:あなたの才能と情熱を発見する。
ステップ2:ステップ1で出てきた答えを抽象化する。
ステップ3:総務省の公式データで消去する。(=絞り込む)
以上です。
具体的な方法は後ほど説明しますが、その前にその他大勢の就活生が陥る仕事選びの過ちを紹介します。
この中のいずれか思い当たる節が1つでもあれば、かなり赤信号です。
間違いだらけの仕事選び

就活生が陥る誤った仕事の選び方についてお話します。
この方法をやってしまうと入社3年以内で3割退職するグループに属してしまう確率が大です。
それが何かというと、
1.とりあえず合説や就活サイトで見つけた会社を片っ端から受けてしまう。
2.親や先生の勧めに従って会社を決めてしまう。
3.知名度、給与、福利厚生、休日数などを基準に決めてしまう。
以上、3つの方法で就職先を決めてしまうと後悔します。それがなぜか、今から具体的に解説していきます。
合説・就活サイトで見つけた会社を片っ端から受ける。
このやり方で就活を行ってしまう就活生が大半だと思います。
何の就活軸や基準も持たず、何とはなしに会社のブースを巡って、相性が良さそうな会社の選考をまず受けるといったスタイルです。
このやり方がなぜ悪いかというと効率がかなり悪いですし、当たればいいですが、ハズレを引く可能性も高いです。
加えて、訳も分からず色々な会社を受けまくると、精神と肉体がやたらと消耗して生産性の低い就活になります。
すでに合説に参加した経験がある人なら分かると思いますが、1社の説明会だけでも、かなり消耗しますね。
それを行き当たりばったりでアチコチ受けるとなると、かなり非生産的ですね。
就活はある意味、時間との戦いでもあるため、効率的に絞り込んで進めていくことが重要です。
さらに、合説は数ある会社の中の1部の会社しか参加してないのですから、全体のわずか1部分しか見えていない近視眼的な活動であるということを常に意識しておいて下さい。
親や先生の勧めに従って就活を行う。
これは最悪です。
親や先生から「大企業を受けなさい。」とか、「公務員は安定しているから公務員を受けなさい。」とか諭されて、実際にその企業を受けてしまうというケースです。
この方法がなぜ悪いかと言うと、これらはすべて「他人の意見」だからです。
親や先生も実はすべての業種を知りません。
マスコミや他人の外部情報に基づいて、ありがたい意見をあなたに与えてくれます。
例えば、以前だと
「銀行員は安定していて、名前の響きがいいから銀行員になりなさい。」
という親が大半でした。
でも、今はどうでしょう?
銀行はオワコンのレッテルを貼られ、せいぜい就活の保険的な企業として内定をもらっておくか程度のポジションに追いやられていますね。
その当時、親の勧めに従って銀行に入った先輩は
「親がいいと言うから入ったのに、実態はコレか…」
と言ってドンドン退職していってますね。
でも、以前は銀行が花形だったんです。
そのように他人の意見に従って就活していまうと
「あの時、あなたがああ言ったじゃないか。」
と後悔する羽目になりますので、絶対にそのようなやり方はやめた方がいいです。
知名度、給与、福利厚生、休日数で決めてしまう。
こういう決め方をする就活生も滅茶苦茶たくさんいますね。
私の学生時代なんかはバブル期だったんで、まさに大企業がいい、知名度の高い会社に入ったら勝ち組という就活生が大半でしたね。(私もその1人でしたが、汗)
このやり方がなぜマズいかというと、「知名度」も「会社の規模」も「給与の高さ」も「福利厚生」もすべて「他人軸の基準」なんです。
要は数値化できて、比較できて、相対的に測れる物差し(=外的要因)なんです。
何が言いたいかというと、あなたの才能とか情熱などの内的要因ではなく、外見的なもので決めてしまっているということです。
例えば、男子が彼女を探す場合、
「顔が美人で、スタイルがどうでこうで…」
といった外見で付き合うかどうかを決めるのと似ています。
性格や相性がたまたま合えばいいですが、逆の場合は価値観の不一致ですぐに別れる現実に晒されるでしょう。
ではなくて、自分の考え方や興味ポイント、趣味・嗜好が合っている人の方が長続きしますよね。
要は外から見える他人基準でなく、あくまでも自分の才能や情熱といった内発的動機、つまり自分軸で仕事選びを行った方が、結果として長くやりがいを感じながらアウトプットの高い仕事を継続しやすいということです。
では、次から自分軸の仕事選びをどうやって行うのかを説明していきますね。
適職発見3ステップ(実践)

それでは3ステップの実践に入っていきます。
この3ステップさえ押さえておけば、ハズすことのない就活を安心して進められます。
もう一度3ステップをおさらいしておきます。
ステップ1:あなたの才能と情熱を発見する。
ステップ2:ステップ1で出てきた答えを抽象化する。
ステップ3:総務省の公式データで消去する。(=絞り込む)
それでは1ステップずつ解説していきますね。
あなたの才能と情熱を発見する。
まずはあなたの才能と情熱を発見する作業を行います。

でも、私は才能なんかないし…

まあ、才能というと何か特別な人にしか
与えられない天からのギフトみたいに
見えるかもしれないけど、誰にでも実は
才能があるんです。
才能と聞くと、野球のイチロー選手や将棋の藤井君のような雲の上のような人物を想像するかもしれないけど、才能とは『他人より少しだけ秀でている特徴』というように捉えて下さい。
そもそもイチローや藤井君も最初の頃は他人より少しだけ優れた程度の才能だったはずです。
そこから血の滲むような練習を積み重ねて、あそこまで昇り詰めています。
(こういう人は陰の努力を表に出さないけど…)
なので、安心して欲しいのは人間は誰でも少しだけ他人より尖って秀でている部分があるということです。
そして、大事なことは自分の向いてない分野でいくらガンバっても芽が出ないということです。
そもそも人間には向き不向きがあって、不向きな分野で一生懸命ガンバってもやはり成長しにくいんです。
たとえば、私なんかは細かい単純作業が嫌いで、1日中ピンセットを持って小型部品の良品と不良品の仕分けをしろと言われたら、頭が狂いそうになると思います。
そのぐらい私は細かいことに向いてないですね。
なので、自分の才能のベクトルと同じ向きの仕事を探す必要があるんですね。

でも、それが自分では分からないから
困ってるんです。

そうですよね、
才能と言われても本人にとっては
それが当たり前にできちゃうから
実は見つけにくいんですよね。
才能の見つけ方はあとの動画で
詳しく解説していますので、
安心して下さいね。
次に情熱です。
情熱は『長く続けるためのエンジンの燃料』だと捉えて下さい。
どうでしょう、
いくら才能が発揮できそうな分野でも、それが長続きしないような仕事だとしたら?
たぶん、せっかくの才能が開花しないまま萎れてしまう勿体ない事態になるでしょうね。
たとえば、ゲームだったらどうでしょう?
ゲーム好きの人だったら、1日中ゲームしていても飽きませんし、何なら年中病気のように夢中になって、寝ても覚めてもやってますね。
SNSもそうですね。
1日中、Twitterやインスタ、youtubeやTik Tokを見たり、投稿したりする人を見かけますね。
私なんかは無理なんですが、そんな人はかなりのパッションがあるんでしょうね。
なので、人それぞれ情熱ポイントが違ってて、あなたにもあなたなりにハマる情熱ポイントが必ずありますので安心して下さい。

いやいや、先ほどの才能と同じで
情熱ポイントが分からないから
困ってるんです。

そうですよね、それではここで
あなたの才能と情熱を発見する方法を
話していきます。
それは、
①本質的な質問で自問自答する。
②本質的な質問で第3者に聞く。
以上です。
まず①の「本質的な質問で自問自答する」ですが、人間はグーグルなどの検索エンジンと同じで検索窓に入れるキーワードが適切でないと適切な回答が返ってきません。
たとえば、
「自分の才能って何だろう?」
「自分の情熱って、どういう所にあるんだろう?」
とボンヤリ考えても全く答えが出てこないか、抽象的な答えしか返ってきません。
しかし、たとえば「才能」に関する質問だと、
「友人からよく頼まれることって何だろう?」
とか、情熱なら
「これまで自分が時間とお金と労力をかけてきたものは何だろう?」
と具体的で本質的な質問を投げかけてあげることで、途端に脳が作動して具体的な答えを探し始めます。
動画で才能と情熱に関する本質的な質問を例示しましたので、それに沿って自問してみて下さい。
②本質的な質問で第3者に聞く。
「自己分析」対して「他己分析」とか言われますが、これはやっておいた方がいいです。
先ほども言いましたが、自分の「才能」や「情熱」は当たり前すぎて普通にできてしまうので、自分では案外気づかないことが多いです。
それがあなたのことをよく知っている親や友達なら、あなたの得手不得手や人と違う特徴を客観的に分かっているはずです。
「ジョハリの窓」という心理学用語がありますが、人間には4つの窓があります。
①開放の窓→自分も他人も知っている自己
②秘密の窓→自分は知っているが、他人は気付いていない自己
③盲点の窓→自分は気付いていないが、他人は知っている自己
④未知の窓→誰からもまだ知られていない自己
この4つの窓の内、他者に聞くことによって③の盲点の窓がカバーできます。

自分のことを良く知てっている人に本質的な質問を投げかけると
「へ~、自分ってこんな一面があるんだ。」
という思いもよらない気づきが出てきますので、是非やってみて下さい。
ステップ1で出てきた答えを抽象化する。
色んなブログや就活本では、自分の強みや過去の経験に基づいて「なぜ、なぜ」を繰り返して深掘りしていくことを推奨していますが、私の場合は逆を行きます。
情報強者の頭の使い方は、何かしらの概念を見つけた時に
「より上位の概念は何だろうか?」
「もっと抽象化すると何だろうか?」
「俯瞰(ふかん)すると何だろうか?」
といようにドンドン抽象化(=メタ認知)していきます。

でも、抽象化って何か難しそう…
どうやってやるんですか?

そうですよね、慣れてくると
簡単なんで安心して下さい。
それでは質問です。
『キリン、像、猿の共通点って何ですか?』

キリン、像、猿でしょう…
それは「動物」ですね!

そうですね、
これで抽象度が1段階上がりました。
次に、『動物、植物の共通点ってなんでしょう?』

うん、動物、植物?
これはちょっと難しいですね。

どうやったら、この2つの概念を
括れるかなというアプローチを
して欲しいんですけど、
答えは「生命体」ですね。
このように本質的な質問で出てきた「才能」と「情熱」のキーワードを抽象化していきます。
たとえば、
「失敗を極度に恐れる。」
「家の片付けが好き。」
「良く気が付くと言われる。」
といった答えが出てきたら、整理整頓タイプとか、事務系タイプとかグルーピングしてあげればいいですね。
あるいは、
「1日中でもゲームができる。」
「引きこもり癖がある。」
「パソコン周辺機器に興味がある。」
であれば、フリーランスとか、プログラマーとかネット販売とかで括ってあげるといいですね。
このように抽象度を上げていくと次のステップ3で自分に向いている業種や職種が見つけやすくなります。
逆に、具体的に「なぜ、なぜ」と掘り下げていくと細部に入り込み過ぎて、訳が分からなくなったり、盲点が発生する可能性が出てきます。
なので、ステップ2の抽象度を上げる作業は非常に重要になってきます。
総務省の公式データで消去する。
ステップ3ですべての業種や職種が網羅された公式データから、自分に向いていない業種や職種を消し込む作業を行います。
この総務省統計局のデータは日本の全産業を網羅して分類してくれているので、この全体から消し込む作業を行うことにより、「漏れ」が完全になくなります。
今すぐこの資料をアウトプットして、たとえば、「農業はない」、「林業もない」、「漁業、鉱業もない」というように消し込むことで、ドンドン産業が絞り込まれていきますね。
次に職業においても、「技術者はない」、「教員もない」というように消し込んでいって下さい。
その中で生き残った産業や職業があなたに向いている可能性のある業種や職種です。
この3ステップを行って就活を進めると、自分の才能と情熱という自分軸で決めていて、しかも全て網羅された抜けのないデータの中から絞り込んだ産業や職業なので、安心して自分軸の就活を進められますね。
これで超効率的で、ハズすことのない就活が展開できますので、ぜひこのやり方であなたの適職を発見して下さい。
今回のまとめビデオはコチラから:
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
Bookマン
追伸:
オンライン学習プラットフォームのudemyより「適職発見スキル」のコンテンツをリリースしています。
もちろん、基本的には今回のブログを読んでもらうとあなたの「適職」は発見できますが、
「もう少し深く学びたい。」
「120問の本質的な質問をぜひ手に入れたい。」
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