
こんにちは、Bookマンです。
今回はこんなお悩みを解決します。

友達は就活で動き回ってるみたいだけど
何だかやる気が出ないんですよねぇ。

周りから「内定が出た」とか聞くと
やる気の出ない自分と比較して、
どうしても焦ってしまうんです。

そうですよね、
就活って、やる事が多すぎて面倒だし、
就職する実感が湧かないんで何となく
先延ばしになってしまう傾向がありますね。
でも、それはもしかすると、今回お話する
4つの学習タイプが起因しているのかもし
れません。
今回の記事を読む事により、
・4つの学習タイプ別のやる気が出ない理由
・あなたの学習タイプ
・4つの学習タイプ別のモチベUP法
が理解できます。
この記事を書いている私は、
・大手メーカーで人事キャリア21年
・人事室長として社会人・新卒の採用責任者経験
・脱サラ後、地方大学生に就活コピーライティングを
伝授し、第1志望内定率93.9%(通算6年)を
全方位の業種から達成。
・Udemyより就活マインドセット等の教材を公開
それでは、
なぜ、あなたが就活にやる気を見い出せないのか?
どうすれば前のめりになって就活を推進できるのか?
を一緒に考えていきましょう!
この記事を読み終えた頃にはあなたが就活に対して
前向きに取り組める姿勢に変身していると確信して
います。
就活やる気が出ない=学習タイプを知らない


そもそも論なんですが、
なぜあなたは就活するんですか?

周囲がみんな就活をしてるし、
親もどうするのって心配してるし…

できれば働きたくないんだけど
やっぱり飯を喰っていかないと
先々困るし…

それが分かっていても動けないんです
よね。
あなたが動けない理由を知るために
その前提となる4つの学習タイプを
知っておく必要があります。
これから、その4つの学習タイプを説明しますが、
動画で見たい方はUdemyの就活コピーライティングの
レクチャー26のサンプル動画でサクッと視聴可能です。
文字ベースで読み込んでいきたい方はコチラの記事を
読み進めて下さい。
私たちは大別すると4つの学習タイプに区分されます。
自分の学習タイプを知らないせいで、
どうしても動けない、動こうと思っても動けない状況
に追い込まれています。
では、その4つの学習タイプが何かと言うと、
①なぜタイプ
②何タイプ
③どのようにタイプ
④今すぐ現実タイプ
の4つのタイプに分類できます。
たとえば、
なぜタイプであれば「なぜ」が
分からないと動けませんし、
何タイプであれば「何」が分からないと
行動にブレーキがかかります。
逆に、自分の学習タイプを知ってしまうと、
そのタイプに合わせた対処法を実行するだけで
アクセル全開で走り出す事が可能となります。
それでは今から各タイプの特性と
スイッチを作動させる方法について解説していきます。
『なぜタイプ』の特性と作動スイッチ

それではまず「なぜタイプ」がどんなタイプで
どのようにすれば、スイッチを作動させる事が
できるのか解説していきます。
「なぜタイプ」はとにかく「なぜ」が理解できないと
前に動き出せません。
・なぜそれをやらないといけないのか?
・やると、どういうメリットがあるのか?
・やらないと、どういうデメリットが起きるのか?
要はそれをやる「理由」と「メリット・デメリット」が
分かれば、動けるタイプです。
私もこの「なぜタイプ」がメインで
何かを行う時は絶えずそれを考えています。
これを「就活」に当てはめると、
・なぜ就活を行わないといけないのか?
・就活を行って何のメリットがあるのか?
・就活をやらないとどういうデメリットが起きるのか?
が理解できないと動けないタイプが「なぜタイプ」です。
そもそも、なぜあなたは就活を行うんですか?
「就職」するためですよね。
でも、別に「就職」しなくても、いいじゃないですか?
なぜ「就職」するんですか?
「就職」する第一義的な目的が「お金を稼ぐ」であれば
別に起業・独立(フリーランス)でもいいですよね。
今は簡単に会社を立ち上げる環境が整っていますし、
ブロガー、Youtuber、プログラマー、デザイナーなど
フリーランスでお金を稼ぐ事も可能です。
日本の25年先を走っていると言われている
アメリカでは2018年のデータですが、
何らかの形でフリーランス業務に携わっている人の
割合が35%、2027年には半分以上になるという
データーもあります。
日本ではまだフリーランスの割合は5%程度ですが
2015年913万人だったフリーランス人口が
2020年には1,034万人と5年で約100万人
増加しています。
今は企業でも副業が解禁されるなど、今後ますます
増加の一途を辿る事になるでしょう。
なので、別に就職しなくても、お金を稼ぐためであれば
別の選択肢はありますね。
たとえば、
【就職しない選択肢】
✅ フリーター
✅ 大学院への進学
✅ 公務員への転向
✅ 資格取得
✅ 専門学校への再入学
✅ 海外留学
✅ ワーキング・ホリデー
✅ ニートで親の世話になる。
その他、色々な選択肢があると思いますが、
別に「就職」しなくても色んな道があります。
もしかしたら、それが心のどこかに引っかかっていて
動けないのかもしれませんね。
それをあなたの心に自問して、1度点検してみて下さい。
それでもあなたが「就職」を目指すのであれば、
今度は「就職」のメリット・デメリットを考える必要が
あります。
【就職のメリット】
・毎月1回定期的に給与が貰える。
・業績次第でボーナス(賞与)が貰える。
・社会保険料の半分を会社が支払ってくれる。
・給与を貰いながら、専門的なスキルを磨ける。
・退職金が貰える。
・定期的な休みがある。
・会社経費で研修に行かせてもらえる。
・会社を活用して大きな仕事ができる。
・人脈が広がる。
まあ他にも色々ありますが、大きなところは
こんなところですかね。
次にデメリットはと言うと、
【就職のデメリット】
・働く場所・時間が拘束される。
・基本的に勤務地・仕事を選べない。
・上司を選べない。
・人間関係が最悪でも仕事に行かないといけない。
・ある日突然、リストラに遭う事がある。
・「自分で稼ぐ」という感覚が薄れる。
・残業しても手当が貰えない場合がある。
このメリット・デメリットを比較衡量して、
メリット > デメリットという関係性であれば、
「就職」もアリだと思います。
逆に、メリット < デメリットという不等号なら、
先ほどの【就職しない選択肢】の中から選択と
言う事ですね。
【就職しない選択肢】の中にも自分のやりたい事が
ないのであれば、まずは就職してお金を貰いながら
将来的に起業したり、フリーランスになるための
スキルを磨く準備を行うというのが無難だと思います。
逆に一旦、就職してしまって自分が思った以上に
会社の仕事が面白かったら、定年までお世話に
なったらいいですね。
もし、あなたが「なぜタイプ」なのであれば、
このようなアプローチで考えてみて下さい。
それで消去していった答えが「就職」ならば、
就活を行うスイッチが作動すると思います。
『何タイプ』の特性と作動スイッチ

次に何タイプについて解説します。
何タイプは「何」が分からないと動けないタイプです。
このタイプは、
・就活を行うには「何」をしないといけないのか?
・どのくらいの率の学生が就活しているのか?
・内定率がどのくらいで、就職浪人はどのくらいか?
などが分かれば、作動スイッチがオンになります。
具体的には、
就活を始めるにはまず自分を知らないといけないので
「自己分析」が必要です。
その上で、自分の適性にマッチングする業界を選ぶ事が
大切なので「業界分析」を行って、2~3つ候補を選び
その業界の中からあなたが志望する会社を選択するため
「企業研究」が必要になります。
それから、実際に応募するためにESを書くスキルが
必要なので…
というように「何」をしなければいけないかを
箇条書きして整理します。
「To doリスト」なんかを作って、
1つずつ完了したら消し込んでいく方法を行うと
モチベが湧くタイプですね。
それから「何タイプ」はグラフを見たら納得して動く
という特徴もあります。
たとえば、大学の学部卒2019年の就職率は78%で
2010年以降漸増していますというようにグラフを
見て「あっ、それなら就活やらなきゃ。」と思って動く
タイプですね。

それから内定率に関しては、
2019年だったら卒業までに97.6%の学生が
内定をもらっていると分かれば、
「それなら動こうかな」と作動スイッチが入ります。

なので、もしあなたが「何タイプ」であれば、
・何をしないといけないのかを整理する。
・気になるデータをチェックする。
を行って下さい。
加えて、「何タイプ」の特性は、
理屈・理論、公式、法則などの学習が好きなので
学校の勉強は得意な人はこのタイプの可能性が大です。
『どのようにタイプ』の特性と作動スイッチ

3番目の「どのようにタイプ」ですが、
このタイプは何をどのようにすればいいのかが
分からないと動けないタイプですね。
先ほどの「何タイプ」と似たようにも見えるのですが
「どのようにタイプ」は、更にそれを細かく分解して
ステップ・バイ・ステップで説明してくれないと
動けないタイプです。
たとえば、

自己分析しないといけないのは
分かったんですが、具体的に
どのような順番で行えばいいですか?
というタイプですね。
このステップさえ分かれば、作動スイッチがONになります。
たとえば、自己分析の場合、
ステップ1:「自分の強み」を知る。
ステップ2:「自分の才能」を知る。
ステップ3:「自分の情熱」を知る。
ステップ4:「自分の実績や発揮能力」を知る。
この4ステップです。でも、まだコレだけだと
「どのようにタイプ」は動けません。
なので、更に細分化して階段を設ける必要があります。
ステップ1の「自分の強みを知る」場合には、
適切な質問を自分に投げかけて、回答を導き出します。
たとえば、「自分の強み」を発見する質問は、
・人に教えられることは何か?
・人に教えられなくても、
相対的に得意であることは何か?
を自問して下さいというように
更に具体的な細かいステップを知る事で

そうか、そうやればいいんだ。
僕にもできそう!
という感じでスイッチが入ります。
ちなみに「自己分析」→「業界分析」→「企業分析」の
具体的なやり方は過去記事で参考にしてみて下さい。
「自己分析」の具体的なやり方はコチラ↓
「業界研究」の具体的なやり方はコチラ↓
「企業研究」の具体的なやり方はコチラ↓
『今すぐ現実タイプ』の特性と作動スイッチ

最後の今すぐ現実タイプですが、このタイプは
「なぜ就活をしなくちゃいけないのかなんて、
どうでもいい。メリット・デメリットなんか
後で考える。」
「なにとか、どのようにも、どうでもいいから、
とにかく体験させてくれよ。それから考えるよ。」
というタイプです。
要は今すぐ行動した上で、現実的に落とし込み、
体感した上で意味を見出したり、解釈するタイプです。
そもそもこのタイプはアクション・タイプなので、
就活でやる気が起きないという事は、まずありません。
インターンシップがどこそこがやってると知れば、
直ぐにエントリーして参加する。
会社説明会があると聞けば、
直ぐに説明を聞きに行くタイプなので、
悩んでいる暇はありません。
動きながら考える、成功者に多いタイプですね。
まとめ
4つの学習タイプの特性とそのスイッチの作動法に
ついて解説してきました。
あなたは、どのタイプでしたか?
もう一度整理しておきます。
・なぜタイプ
→なぜが分からないと動けないタイプです。
逆にメリットやデメリットが分かると動ける
タイプでもあります。
・何タイプ
→何をすればいいかが分かれば、動けるタイプです。
データやグラフ、数字や理論が好きなタイプ
なので、それが分かると動けるタイプです。
・どのようにタイプ
→もっと細かくステップ・バイ・ステップで
理解できれば、動けるタイプです。
ステップ1:●●
ステップ2:××
ステップ3:△△
というように順を追って、「次にコレ、次にコレ」
と言ってあげれば、動けるタイプです。
・今すぐ現実タイプ
→なぜとか、何とか、どのようにとかどうでもいいんで
とにかく、やらしてくれというタイプです。
自分で体験した上で意味を見出すタイプです。
まずあなたのタイプを特定した上で、
解説したとおり、そのタイプのスイッチが
作動するように動いてみて下さい。
やる気がなくても、阻害要因が取り除かれるので
行動のブレーキが外れて、アクセル全開で踏み出せる
可能性が高くなります。
尚、人それぞれ「メインのタイプ」と「サブのタイプ」
があります。
私の場合だと「なぜ」がメインのタイプで、
「今すぐ現実」がサブのタイプです。
なので、
メインが解消されたら、直ぐにサブのニーズも
満足してあげたら、更に動きやすくなると思います。
ぜひ、行動してみて下さい。
今回も最後までお読み頂き、
ありがとうございます。
Bookマン