
こんにちは、Bookマンです。
今回はこんなお悩みに直球で回答していきます。

『逆質問』でググると逆質問30選とか50選とか、色々出てくるんですけど、正直、どれを選べばいいのか迷います。

シンプルにどんな逆質問をすれば、面接官に響くのか教えて欲しい。

そうですよね、今はググると色んな情報が入手できる反面、どれを選択すればいいのか悩みますよね。
今回、長年の面接を通じて発見した逆質問の本質的な型3つを紹介します。
✔ 本記事の内容
・面接官の逆質問の真意
・逆質問で応用可能な「本質的な型」3つ
・絶対にやってはいけないNGな逆質問
✔ 本記事の信頼性

・大手メーカーで人事歴21年
・人事室長として、2,000名を超える採否を決定
・脱サラ後は地方大学生に内定必須スキルを伝授し、第1志望内定率93.9%を達成
この記事を書いている私は、元大手メーカーで人事歴21年。人事室長として2,000名超えの採用合否を決定してきました。
脱サラ後は地方大学生に内定必須スキルを伝授し、過去6年間で第1志望内定率93.9%を全方位の業種から達成しました。→内定者の声はコチラから
現在は実証済みの内定スキルをコンテンツ化し、就活コピーライティング、適職発見スキル、就活マインドマップ・トーク術などをUdemyやNoteで公開中!
まず先に「逆質問」に関して言わせて頂くと、そこまで面接の評価としては重視していません。+αぐらいのレベルです。
色んな情報で「逆質問は重要だ!」と強く言ってますが、私の経験上、やはり自己PRや志望動機がグンを抜いて評価ウエイトがあり、逆質問は補足程度のレベルです。
とは言っても、逆質問はたいてい面接官が一通り質問し終わった後の最後の場面で出てきますので、ピークエンドの法則ではないですが、ここでチョンボすると今まで良かった評価が一気に逆転するなんてことも起こり得ます。
せっかく質問時間を与えられたにも関わらず、「特にありません。」では勿体ないですし、「この学生は当社に関心がないんだな。」と面接官の心証も悪くなりますよね。
なので、最後まで息を抜かず、逆質問についても高得点を狙う必要があります。
他の就活サイトを覗くと逆質問30選とか、50選みたいな記事を散見しますが、あれを真似てもいいですけど、ただ暗記して質問するだけだと柔軟性に欠けるんで、逆にツッコまれると右往左往する羽目に陥ります。
実はあとで解説しますが、逆質問ではその応用性が見られています。
そこで今回はどのような逆質問をすればいいのか、これまで2,000名の超える面接を実施してきた中で導き出した究極の型を3つ解説していきます。
ちなみに、先日こういったツイートをしました。
要は、人事の恐怖は
・採用ミスと言われたくない。
・優秀な人材に辞退されたくない。
この2点です。
逆質問だけでなく、すべての質問の根底には、この欲求が隠されています。
なので、そこから逆算して回答していくことが大切です。
それでは早速、人事が逆質問する真意を見ていきましょう!
※更新情報(2021年7月27日):なんと内定必須スキルが0円で学べる
実は、私が教えた先輩受講者達も逆質問が苦手でした。
しかし、『ある』スキルを学んだだけで、全方位の業種より第1志望内定率93.9%を達成しました(過去6年間の実績)
今回、この『ある』スキルを1カ月返金保証付きで公開します。
本気の学生だけに学んで欲しいので、受講者が30名を超えた時点で本キャンペーンを終了します。
受講者評価:
新卒面接で逆質問する真意とは

基本的に面接では面接官が学生に対して一方的に質問し、それに対して学生が答えるのが一般的です。
でも必ずと言っていいほど、多くの企業では面接の最後の場面になって「何か質問はありますか?」と聞いてきます。
それはなぜだと思いますか?
私の経験上、大きく3つの目的で逆質問を行っていました。
①学生の志望度を測るため
②学生が何に関心があるのかを探るため
③質問力があるかを見極めるため
1つずつ簡単に説明していきますね。
学生の志望度を測るため
実は逆質問の質で、おおよその当社への志望度合いが把握できます。
なぜかと言うと、仮に当社に関する志望度が高い場合は逆質問の内容は、より具体的で、より深いからです。
逆に志望度が低い場合は抽象的な質問が多く、そこまで当社についてリサーチしてないというのが手に取るようにわかります。
たとえば、私は逆質問してきた学生に対して、

その質問の趣旨はなんですか?
と聞き返します。志望度の低いリサーチしてない学生は、

え~、あの~、えの~
とか言って即座に答えられません。
逆に志望度が高く企業研究を行っている学生は、

実は御社のホームページのIR情報を拝見したら、~というのを見つけて、実際にこの取り組みがどのように売上に貢献しているのかを知りたくて質問させて頂きました。
というように質問の趣旨が明確で即座に答えられます。
これが逆質問30選とかで見つけた内容そのままを使いまわした学生では絶対に答えられません。
なので、

この学生はそこまで当社に対して
関心がないね。
志望度低いんだろうな。
という心証になり、たとえそれまでの面接経過が抜群であっても、形成が逆転する可能性が大いにあります。
特に人事は内定を出した学生には入社してもらう確度を高めたいという本能がありますので、逆質問をすることにより、学生の本意を確認しています。
なので、本当に志望度合いの高い企業であれば、十分にリサーチしておく必要があります。
リサーチの具体的なやり方はコチラの記事で解説しています。
学生が何に関心があるのかを探るため
逆質問はフリーな質問ができる場です。
なので、何でも聞きやすい反面、何に対して質問すればいいのか困りますね。
逆に人事から見ると、質問の範囲が広いため、逆質問の内容により、その学生が何に対して関心があるのかを探ることができます。
たとえば、当社の経営理念に興味があるのか、仕事内容に興味があるのか、待遇に興味があるのか、キャリアプランについて興味があるのか、学生の価値観(=優先順位)を把握できるのです。
それが面接官の嗜好にマッチングしていればいいですが、逆の場合だと当社の求める人物像にそぐわないという判断が下されます。
なので、チョンボしないように、後から解説する本質的な「型」を習得しておいて下さい。
質問力があるかを見極めるため
ビジネスシーンでは「質問力」が大きく問われます。
なぜかというと、基本的に仕事を始める前はわからないことばかりだからです。
学校の勉強と同じです。たとえば、「ルートって何?」とか、「オームの法則って何?」とか、新しい概念を学ぶときは自分で知識を吸収するか、人に聞くかしかないですよね。
特にビジネスの場合は、ググっても見当たらないし、専門書にも書いてないような現場の肌感覚でないと知り得ないスキルみたいなものがあります。
この場合は上位者に質問したり、取引先に聞いたりして知識力を高めないと、そもそも仕事にならないし、精度の低いアウトプットに終わってしまいます。
なので、本質的な質問ができる力が試される場面が多々あります。
逆質問ではビジネスに必要な「質問力」を確かめることにより、

この学生は当社で活躍してくれそう。
何か期待できる。
という評価になり、ビークエンドの法則が効いて、選考を通過する可能性が高くなります。
ちなみに、「質問力」を高めるためには、この本がおススメですね。
社会に出てからも大切な能力になりますので、1冊手元に置いておきたいですね。
博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす 「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。 (大和出版)面接段階ごとに求められる逆質問とは

実はあまり語られていないですが、選考の段階に沿って逆質問の内容を変える必要があります。
たとえば、OBG訪問で経営的な事を聞いても先輩はわからないし、最終面接で休日のような細かい質問をしても経営幹部から落とされるだけです。
なので、選考段階に応じて求められる逆質問の仕方について解説していきます。
OBG訪問(入社5年以内)
OBG訪問は入社5年以内の先輩が出てくることが多く、あなたの逆質問に対して、より学生目線で語ってくれます。
なので、あなたが聞きたいことで、後述のNGな質問はOBG訪問の中で完結させておきましょう。
ただし、OBG訪問の結果を先輩から人事にフィードバックさせている会社もあります。
あなたに近しい先輩だからといって下世話な質問をするのも要注意です。
その評価がダイレクトに人事にフィードバックされて、何か知らないけど、ESを出しても落とされたなんてこともありえますので、その辺りは注意しておくことが肝要です。
1次面接(係長~主任級)
ほとんどの企業で係長・主任級、ときに課長級が混じっているという選考段階です。
1次選考では見た目や態度、社会人としての最低限のマナーはもちろんのこと、主に自己PRや志望動機重視の選考形態になります。
係長・主任級では主に自分の係とか、任された業務範囲内の仕事に従事していますので、そこまで経営や会社の将来像について考えてないですし、そんな情報も入ることが少ないです。
それよりも、目の前の仕事をどうするかとか、部下をどう動かすかなどに終始していることがほとんどです。
なので、逆質問も面接官の業務範囲を想定しながら行って下さい。
たとえば、営業の主任に対する逆質問であれば、
「営業の取引先で1番トラブルになったことと、それをどのように対処されたのかを教えて下さい。」
と言えば、答えられると思いますが、逆に
「5年後の営業戦略について教えて下さい。」
と聞いても、日頃からそんなことを考えてないですし、経営幹部との接点も少ない層で、中長期の経営情報に触れる機会も少ないので明確に答えられません。
なので、そんなことを逆質問しても有益な情報は入ってこないし、相手を困らせるだけなので相手の立場を考えて逆質問しましょう。
2次面接(部長~課長級)
次に2次面接です。この段階になると、部長級や課長級が登場してきますので、経営的な内容を逆質問するのもアリです。
逆に休日や福利厚生なんかの細かいことは聞かない方がいいです。そんな内容はOBG訪問か、1次面接で完結しておきましょう。
この場合、あくまでも部単位・課単位の管理範囲だと捉えて、たとえば人事課長であれば、
「現在の人事制度の課題と今後の施策についてご教示ください。」
と聞けば、熱弁を振るう可能性が高いですし、仮に答えられなければ、たいした人事課長ではないですね。
部長級になるともっと経営的な側面に踏み込んで、
「中期的な営業戦略についてお話できる範囲でお聞きしたいのですが…」
といった逆質問をすると、まさしく営業部長は毎日のようにそのことを考えているので、答えやすいし熱量もでてくると思います。
最終面接(役員~部長級)
最終面接になると、いよいよ役員の登場になります。
役員級になると経営という広い範囲で物事を俯瞰し、より未来のことをいつも考えています。
たとえば、その役員に対して
「人事の業務課題は何ですか?」
と聞いてもお門違いですね。
それよりも、
「御社の求める人材として●●と聞きましたが、どのようなマインドとスキルが必要なのか、社員にどういうことを求めているのか、もっと深くご教示頂けませんか?」
とか、
「御社のIR情報を見て、中長期的に欧州に海外拠点を設けて販売網を拡充すると記載されていましたが、当たり障りのない範囲で結構ですので、もう少し深く掘り下げた趣旨についてお聞かせいただけるとありがたいです。」
といった役員でないと答えられないような質問をするのがベターです。
でないと、レベルの低い逆質問をしてしまうと
「なんでそんな低俗な質問にわざわざ答えなくちゃいけないのかね!」
と内心ムッとして最終決裁権限者の機嫌を損ねる可能性があるので採否に直結します。
特に役員への逆質問は細心の注意を払って行って下さい。
いずれにしても、面接官にも色々な立場の人がいて、色んな役割、権限があって、考えている事も現在思考だったり、未来思考だったり、日頃から考えている思考の広さも千差万別です。
なので、その人が何をいつも考えていて、何に興味があり、どんな質問を逆質問すると熱弁してくれるのか、相手の立場を考えて逆質問することが大切です。
逆質問で人事に刺さる『本質的な型』3つ

私が2,000名を超える面接を行ってきて、「逆質問でこの質問いいな」と思った質問を集約するとおおよそ3つのパターン(型)に整理できました。
今回はそれを解説することにより、単なる逆質問何選みたいな、コピペ学生とは本質的に異なる自分で逆質問を生み出せる方法を3つ紹介します。
それが何かというと、
・相手を褒めて深堀りする質問
・よくリサーチしていることが伺える質問
・面接の内容を深堀りするライブ質問
の3つです。
1つずつ解説していきます。
相手を褒めて深堀りする質問
人間はホメられると脳が「快」になります。
本質的に人間は感情をコントロールできないので、この型はある意味、最強かもしれません。
たとえば、こんなふうに逆質問します。
御社はSDGsの一環として、梱包材の再利用を推し進める「すぐに捨てない」という習慣づくりを定着させるため、「●●エコパック」という数百回の使用に耐えうる手軽な梱包材を開発したという記事を目にしました。それを見て環境問題に対して先進的に業界をリードしているという印象を強く抱きました。私自身、資源のリユースによる環境に優しい取り組みに対して関心があり、御社が次にどのような施策に着手しようとしているのか、ご教示ください。
この質問の型により、
①まず相手の取り組みを褒めた上で、自分自身もそれに共鳴してこの会社選考を受けたという印象を与えていること
②次にどういう施策を打とうとしているのかを聞くことによって、未来の展開について積極的に情報収集しようとする前向きな姿勢と関心の高さをうかがえること
ができます。
この質問で面接官はどのような気分になるでしょうか?
考えてみて下さい。
まず、自分たちのやってることが社会的に好印象を持たれてるという話を聞いて絶対に嫌な気分にはならないですね。その時点でまず脳が「快」になっているはずです。
その上で、その会社と同じ志を持つ学生だという認識に変わり、未来の取り組みについてもキチンと聞いてくる目的意識の高い学生だという認識を持ちますね。
なので、この3ステップで逆質問を作ってみて下さい。
ステップ1:その会社が特に褒めて欲しいところを探す。
ステップ2:その上で自分も共鳴している点を強調する。
ステップ3:さらに未来の取り組みについて質問する。
ステップ3のところで、自分の意見(仮説)をはさみ込むとさらに印象度がアップします。
たとえば、
次の展開として、そのエコパックを回収して、それを御社で再利用する仕組み化を行えば、コスト削減にも効果があると考えています。たとえば、利用者からエコパックを買い取るか、返還する人に割引制度を用いることで実現可能だと考えますが、いかがでしょうか?
というように自分の意見を添えて、それに対して回答をもらう行為そのものがビジネスのやり取りなので、

この学生は即戦力人材だな。
ぜひウチに欲しい!
ってなりますよね。
なので、できれば自分が考えた意見(仮説)を逆質問の中に取り入れると、それだけでさらに加点要素となります。
ぜひ試してみて下さい。
よくリサーチしていることが伺える質問
この「型」も面接で評価してもらえる手法です。
たとえば、2つの質問を比べるとどうでしょうか?
A:御社の社風について教えて下さい。
B:先日のOB訪問で御社では「若いうちから責任を持った仕事を任せてもらえる」とお伺いしました。
具体的に入社何年目でどんな仕事を任せてもらえるのか、答えられる範囲でご教示下さい。
どうでしょうか?
あなたが面接官なら、どちらの学生を採用したいですか?
そうですよね、「Bの学生」ですよね。
それはなぜか?
質問が具体的で、既にOBにリサーチしている姿がビジュアルでイメージできますね。
人間はイメージすればするほど欲しくなります。
この性質を利用しているのですが、たとえば、あなたがIPhone13Proが欲しいとしますよね。
そしたら、やたらとIPhone13Proの形状やデザインが出てきませか?
これを「網様体賦活系」というのですが、人間は関心があるものしか見えない機能があります。
なので、実際にリサーチした内容を逆質問するだけで、調べている映像が出てきますし、そこまで調べているということは当社に相当な関心があるなという印象を面接官に抱かせます。
なので、一石二鳥というか、かなりレバレッジの高い逆質問になりますので、ぜひ使ってみて下さい。
ちなみに、リサーチする上で企業分析は欠かせません。
こちらの記事で企業分析の詳しいやり方を解説しましたので、必ずチェックしておいて下さいね。
面接の内容を深堀りするライブ質問
この「型」も即戦力人材と見られる方法です。
たとえば、面接の途中である面接官が、
「当社ではこれまで製造を海外拠点化することでコスト削減を図ってきましたが、今回の新型コロナの影響でサプライチェーンが一気に崩れ、商品を顧客に供給できないという事態が発生しました。なので、現在は逆に日本に製造拠点を戻す方向で舵を切っています。」
と発言したとします。そして、あなたはそれをメモっておいて後々の逆質問で、こう切り返したらどうでしょか?
「先ほど、●●部長がおっしゃっていた日本への製造拠点のローカル化に強い関心があって、私自身も卒論のテーマにしようかと検討中ですが、人件費の高騰などコスト面の課題もあると思います。ローカル化にあたっての最大の課題は何でしょうか?」
と質問したら面接官はどう思うでしょうか?

この学生かなり期待が持てる。
事前に用意した逆質問じゃなく、
アドリブで質問してきた。
という印象を持ちます。
この逆質問の「型」はその場で考えないといけないので、かなり難易度が高く、高等技術を要しますが、この逆質問ができるようになったら、即戦力のお墨付きがもらえる最高のアプローチ法なので余裕があれば、やってみて欲しいと思います。
絶対にやってはいけない『NGな逆質問』5つ

これまで人事に刺さる逆質問の型3つを解説してきました。
今度は逆に、この質問をすると評価が一気に下がる、面接官が引いてしまう質問について私が実際に体験した内容をお伝えします。
大きく以下の5つです。
①調べればわかる質問
②既に面接官が説明している質問
③待遇や休日に関する質問
④抽象度の高い質問
⑤面接官の専門でない質問
1つずつ解説していきますね
調べればわかる質問
1つ目は、調べればわかる質問です。このパターンの質問は一気にシラケますね。
たとえば、
・御社の事業内容について教えて下さい。
・売上、利益がいくらですか?
・御社の主力製品は何ですか?
・御社の社員数は何名ですか?
など少し調べたらわかりますよね。リサーチしてないのが見え見えなので、この類の質問は絶対に避けて下さい。
ただし、事業内容や売上高を分析して、「自分はこう思うのですが、どうでしょう」という“提案”など、少しひねった質問であれば、先ほどの「型」の応用になりますのでOKです。
既に面接官が説明している質問
この質問も面接官を一気にシラケさせますね。
これまで面接の中で面接官が必死にアレやコレやと
説明してきたにも関わらず、

ところで、●●ついてはどういう取り組み
をされていますか?
と逆質問されると、

いやいや、それさっき話したよね。
何を聞いてたの?
ってなりますよね。
なので、このような事態に陥らないように大切なところはメモしておくとか、忘れないようにしておくことが大切です。
特にビジネスではメモの重要性を問われるし、1度教えたことは2度と教えたくないのが人間の心理なので、本当にこの手の質問は避けて下さい。
待遇や休日に関する質問
この手の質問も私はかなりガッカリしてましたね。
仕事よりも待遇や休日に関心があるんだと思うからです。
要は、仕事よりもポジションやお金、プライベートに価値観があると推測されてしまいます。
たとえば、
・残業代はでますか?
・給与はどのくらいですか?
・有給休暇は好きなときにとれますか?
などです。
特に今の幹部層はまだまだ精神論が根強く残っていて、自分を犠牲にしてでも一生懸命働いてくれる社員を尊重する面があります。
もしこのような質問をしたいのであれば、OBG訪問や若手社員との面接など初期の段階で確認しておきましょう。
抽象度の高い質問
この質問もヤバいですね。
たとえば、抽象度の高い質問例だと、
・仕事のやりがいは何ですか?
・社員はどういった人が多いですか?
・会社の風通しはいいですか?
ですね。
非常に面接官の立場からしても答えずらい。
なぜなら、人によって捉え方が違うし、一括りで答えられる質問じゃないですよね。
私自身もこの手の質問の受け答えには困りましたし、もう少し具体的に質問して欲しいとも思いましたね。
いずれにしても、百害あって一利なしなので気を付けましょう!
面接官の専門でない質問
この逆質問も相手の立場がわかってないNGな質問ですね。
たとえば、人事の私に対して、
「営業の取引先とのやり取りで一番困ったことは何ですか?」
と聞かれても、営業の経験がないので困りますよね。
逆に営業部長に
「人事評価と給与はどのように結びついてるのですか?」
と聞かれたら、たぶん営業部長は困ると思います。
一応、幹部には人事制度の内容について一通り人事から説明していますが、人事制度のプロではないのでその手の質問は人事にする方がいいですね。
要はそこで「この学生は相手の立場がわかる学生」かどうかを見極めるリトマス試験紙のように逆質問を利用する企業もありますので気を付けて下さい。
なかには面接官の部署や役職を公開せずに面接を行う企業もありますので、その場合は面接官の部署に関係のない全般的な逆質問を行いましょう。
まとめ
逆質問はどんな質問をしてもいい分、逆に何を質問したらいいのかわからない実は難しい質問ですね。
しかも、ピークエンドの法則で最後の1番記憶に残る場面で登場しますので、合否を左右しかねない重要な要素にもなり得ます。
今回、逆質問に有用な3つの型をお届けしました。
もう一度おさらいすると、
①相手を褒めて深堀りする質問
②よくリサーチしていることが伺える質問
③面接の内容を深堀りするライブ質問
でしたね。
逆にやってはいけないNGな逆質問は、
①調べればわかる質問
②既に面接官が説明している質問
③待遇や休日に関する質問
④抽象度の高い質問
⑤面接官の専門でない質問
でしたね。
いずれも大切なことは、あなたが面接官であったなら
・どういった質問をする学生なら採用したくなるのか?
・逆にどういった質問をする学生は採用したくないのか?
を想像する力が大切ですね。
ぜひ今回の内容を何度も見直して、逆質問を逆手にとって自己PRの場に昇華してみて下さい。
そうすれば、合格を確実に手中に収めることができますよ。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Bookマン
地方大学生が過去6年間で全方位の業種より第1志望内定率93.9%を達成
👉証拠音声
このスキルをマスターすれば、すべての質問で面接官に響く答えが脳内に自動生成されます:
受講者評価:

尚、1か月の返金保証が付いていますので、学習してみて合わない場合は返金申請を行って下さい。
その場合が課金が一切発生しません。(実質1か月無料トライアル)