【元大手人事が解説】「面接でうまく話せない」理由と克服する7つの対処法

悩んでいる就活生Aさん
悩んでいる就活生Aさん

昔から、あがり症で人前でうまく話せません。

特に、面接では緊張してしまい、自分の言いたいことが言えないまま終わってしまいます。

どうすればうまく面接を乗り越えられるのでしょうか?

悩んでいる就活生A君
悩んでいる就活生A君

昨日面接を受けたのですが、質問に対する回答を事前にきちんと用意しているにも関わらず、ところどころ忘れてしまっていたり、微妙に質問と回答にズレが出てきてしまい、うまく話すことができませんでした。

緊張してしまったということも理由のひとつだとは思いますが、どうしたらもっと雰囲気に飲まれずに自分をアピールできるでしょうか?

こんなお悩みを解決します。

✔ 本記事の内容

・面接でうまく話せない7つの理由

・「面接でうまく話せない」を克服する7つのコツ

・実は「うまく話す」だけが評価の本質ではない。

✔ 本記事の信頼性

・元大手メーカーで人事歴21年

・人事室長として2,000名超えの採用合否を決定

・脱サラ後、内定必須スキルを地方大学生に伝授し、過去6年間で全方位の業種より第1志望内定率93.9%達成

この記事を書いている私は元大手メーカーで人事歴21年。人事室長として、2,000名の採用合否を決定しています。

脱サラ後は地方大学生に内定必須スキルを伝授し、全方位の業種より第1志望内定率93.9%を達成しています。→内定者の声

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今回は「面接でうまく話せない」を克服する7つの対処法を解説します。

どうしても面接は緊張するので、自分の思うように話せないというのは就活生の最大の悩みの1つですね。

実際に私は今でもセミナーで就活生の前で話すときは緊張してうまく話せません。

なので、面接でうまく話せないというのは共感できます。

そこで本記事では面接でうまく話せない7つの理由と、うまく話せなかった先輩就活生が一発で克服した7つの対処法について解説していきます。

上記のお悩みをお持ちの方は、最後まで読んでみて下さい。

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面接でうまく話せない7つの理由

緊張している

人は緊張や不安を感じると、体内でノルアドレナリンという神経伝達物質が分泌されます。

このノルアドレナリンは、冷や汗、動悸、手の震えといった身体症状を引き起こし、それらを意識すればするほど緊張は高まってしまいます。

また、緊張するとIQが下がることがわかっており、緊張すればするほど言語情報を相手に伝えるのが難しくなります。

ただし、「緊張」は人間が身に付けた防衛本能で誰もが持っていて、堂々と話している就活生も実は内心緊張しています。

要はあなただけが緊張しているわけではないわけです。私なんかは今になっても人前で話すときは緊張します。

適度な緊張は集中力や戦闘能力を上げ、ハイパフォーマンスに繋がりますが、逆に過度な緊張はふだんどおりの実力が発揮できず、残念な結果に終わることが多いです。

緊張を味方につけて、面接に臨むことが大切ですが、この辺りのテクニックについては後ほど解説します。

準備が不足している

人間は未知の事態に直面すると緊張します。

そういう意味で面接で緊張してしまうのは「準備不足」が考えられます。

つまり、

・どういう質問が来るかまったく予測ができない
・適切に回答できる自信が無い
・そもそも面接がどんな風に進行するか想像ができない

といった状態で面接に臨んでしまうと、どうしても不安が高まり、緊張しやすくなって、うまく話せなくなるパターンに陥ります。

苦手意識

1度面接で失敗をしてしまうと、それがトラウマとなって面接自体に苦手意識を持ってしまい、面接のたびに過度に緊張するようになることがあります。

たとえば

・面接官とのやりとりの中で、自分が社会人との会話に慣れていないことを痛感させられた


・面接中、「あの時はこう答えれば良かった」「あの答え方はまずかった」という反省や後悔が多かった


・いきなり圧迫面接にあった

といったような場合に、そのネガティブな感情を引きずってしまって、うまく話せなくなるパターンもありますね。

丸暗記して答えようとしている

私の過去の受講生の中にもいたのですが、ESで書いた志望動機や自分の強みをそのまま暗記して、1字1句間違えずに話そうとする就活生がいました。

模擬面接を行うと思い出しながら話すため、受け答えで感情が乗らず、「え~、あの~」といった不要な言葉が目立ち、一旦忘れてしまうと頭が真っ白になって話せなくなるという事態に陥りました。

ふだんのコミュニケーションでは、暗記したことをそのまま話そうとしませんよね。

要は不自然な形で話そうとしているので、脳がストレスを感じ、うまく話せないわけです。

人間の脳はキーワードを連想させて話している状態が自然な形なので、そのテクニックについては後ほど解説しますね。

完璧を求めすぎている

就活は人生を決める大切なイベントなので、「失敗してはいけない」、「完璧じゃないといけない」と力み過ぎて、完璧な自分を見せるために返ってうまく話せないケースがあります。

私自身も若い頃は完璧主義者の傾向がありましたが、よくよく考えてみると世の中に完璧なものは何1つないですね。

人事も完璧は人を採用しているわけではないんです。

逆に不完全な就活生のほうが人間っぽくて、返って親近感を増し、仲間に入れようかなというシンパシーを感じる場面もありました。

なので、世の中に完璧はないし、完璧を求めようとしても返って人間らしさを失って評価が落ちることがあるということを完璧主義者の方は認識しておいたほうがいいですね。

ただし、「完璧主義を求めない」=「準備しなくてもいい」ではないので、準備しつつも完璧主義に執着しないというスタンスで面接に臨んで下さい。

自分に意識が向きすぎ

自意識過剰な人がうまく話せないパターンもあります。

悩んでいる就活生A君
悩んでいる就活生A君

自分がどのように見られているんだろう?

悩んでいる就活生Aさん
悩んでいる就活生Aさん

他人からの評価が気になって、面接官の目線が怖い。

といった「自分が見られている」、「自分はどう評価されているのか?」が気になり過ぎる人は、委縮して本来の実力が発揮できず、うまく話せないケースがあります。

他人の目や評価を気にするのは人間の性なのですが、過度に自分に意識が向きすぎると、相手が見えなくなって相手の求める適切な受け答えができず、面接で失敗するケースがあります。

そういう人はまず「自分は自意識過剰な面がある」と認識するところから始めて下さい。

まずはそのことを認めて、自分を客観視する癖付けをすることが肝要です。

自分に自信がない

就活生の中で自信満々に発言している人を見ると、

悩んでいる就活生A君
悩んでいる就活生A君

あの人、堂々と話していてスゴイ。

それに比べて、オレは…

といった感じで他人と比較して自信を失っている就活生をよく見かけます。

そして、委縮してうまく話せないというパターンです。

そういうあなたには過去記事で自信を上げる方法を解説していますので、併読してみて下さい。

背伸びした自分を見せようとしている

面接で自分を盛って見せる、過剰に大きく見せようとしてうまく話せない人もいます。

それも当然で、偽りの自分を見せようとしているわけですから、「正体がバレたらどうしよう?」、「もう感ずかれてるかもしれない…」と内心ヒヤヒヤしながら面接を受けてるわけですから、うまく話せるはずがありませんね。

面接はあなたらしさを伝えて、相性が合えば内定をもらえるわけです。

偽りの自分を出して仮に内定をゲットしたとしても、入社してからが困りますので、偽りの自分を演出することにエネルギーを注ぐよりも、等身大の自分を見せることに注力して下さい。

「面接でうまく話せない」を克服する7つのコツ

それでは「面接でうまく話せない」を克服する7つのコツを紹介します。

下記の7つです。

①緊張を受け入れる

②とにかく面接練習を100本やる

③キーワードを派生させて話す

④相手の質問意図を把握してから答える

⑤自分と企業の接点ネタ帳を作っておく

⑥間を意識して声を大きく、ゆっくり話す

➆就活エージェントにフィードバックしてもらう

具体的に1つずつ解説していきます。

緊張を受け入れる

まず「緊張」と聞くと、何か悪い感情、ネガティブなイメージで捉えがちですね。

特に大勢の人の前で話したり、何か新しいことにチャレンジする時、あるいは初対面の人と話したりする時は必ずと言っていいほど緊張します。

まず押さえておいて欲しいことは、緊張するのはあなただけでなく、誰でもみんな緊張するということです。

堂々と受け答えしている就活生も、外面から見えないだけで、実は緊張しています。

そして、緊張は「なくなはならない不安」なんです。

その上で、「じゃ、どうやって緊張を緩和するか」は別記事の就活の面接で緊張しない方法3つ【実証済み】で解説していますので、併読して下さい。

とにかく面接練習を100本やる

野球で「100本ノック」って聞いたことないですか?

私も野球部あがりで100本ノックを受けたことがあるんですが、もう足がもつれてヘトヘトですね。

ただ言えることは、そういう状況になるともう緊張している余裕がないです。

なので、面接練習も100回とは言わなくても、数をこなせば、「これだけやったんだから、大丈夫!」とか、「これだけやったんだから、落ちてもしょうがない」という境地に至ります。

加えて、数多く面接を練習してるので「どんな質問が来てもだいだい答えられる」という自信ができます。

就活生を見てても、就活後半になると面接にも慣れてきて、今までとは見違えるほどの面接の達人にだんだんなってきます。

やはり、「経験量」ってかなり大切で、スキルと自信の両方を習得することができます。

先輩の声でも「もう少し早く準備しておけばよかった」という後悔の念をよく聞きますので、早い段階から経験を積んでおくために面施練習を何度も何度も繰り返すことをおススメします。

キーワードを派生させて話す

いくらESの文章を丸暗記しても、うまく話すことはできません。

なぜなら、日頃そのような会話の仕方をしていないからです。

何かをイメージをしながら話しているはずです。

なので、うまく話すためにはイメージをストーリー化して話すか、これだけは外せないというキーワードだけ覚えておいて、あとは派生的に話すやり方が本来、脳にストレスがかからずニュートラルな状態です。

過去の受講生の中にもそういった学生がいて、マインドマップ・トーク術を伝授したら、一発でスラスラと話せるようになりました。

脳にナチュラルな話し方を学びたいあなたは「マインドマップ・トーク術」をぜひとも習得して下さい。もちろん、あなたにはノーリスクの返金保証付きです。

就活マインドマップ・トーク術(第1志望内定獲得プログラム)|Bookマン|note
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相手の質問意図を把握してから答える

面接で上手く話せない人の多くが自意識過剰になって、相手のことがよく見えていません。

だから、相手の質問意図からハズレて、「自分、いま何を話してるんだろう?」という路頭に迷います。

ではなくて、最初に「この質問を通じて、相手は何を把握しようとしてるんだろ?」というように相手の質問意図をまずは考えてみて下さい。

人事の質問の根底は以下の3点です。

・当社の求める人材像に沿った優秀人材かどうか?

・長く勤めて、活躍してくれそうか?

・内定出しを行っても辞退しないか?

色々な質問を色々な角度から尋ねてくるんですが、究極的にはこの3点を知りたいだけなんです。

つまり、

・私は当社の求める人物像にマッチした人物ですよ。

・御社に入ったら、長く勤めますし、活躍が期待ですますよ。

・内定出しをしてくれたら、必ず入社しますよ。

というメッセージを送ればいいだけです。

なので、「評価されている」、「見られている」という自意識にフォーカスするのではなく、「相手を見てる」、「相手の質問意図を把握する」という他意識にシフトチェンジして話してみて下さい。

自分と企業の接点ネタ帳を作っておく

やはり、「保険」を持っておくと安心ですよね。

保険があると「何があっても大丈夫」といった心理的に緊張状態から安定状態に入り、IQも上がりますので、本来の自分が取り戻せ、うまく話せるようになります。

そのために自分と企業の接点ネタ帳を作っておくことをおすすめします。

作り方は簡単で、下記の2ステップです。

【ステップ1】

企業情報と求人内容をしっかり読み解き、仕事内容と求められる人柄、経験やスキルをリストアップする。

【ステップ2】

できあがったリストを「自分のキャリア」「自己分析」と照らし合わせて、接点をどんどん紙に書き出す。

要は、「応募企業との相性」について説明する”ネタの仕込み”ですね。

こうやってネタ帳を持っていると、この質問が来たときには「コレを使おう!」、あの質問のときには「アレね。」みたいな心の余裕をもって面接に臨めますので、ぜひやってみて下さい。

企業分析や自己分析のやり方については過去記事で解説していますので、やり方が分からない人は併読して下さいね。

間を意識して声を大きく、ゆっくり話す

悩んでいる就活生A君
悩んでいる就活生A君

面接のときのあの独特の沈黙が怖いんです。

何を考えているんだろうと思って…

Bookマン
Bookマン

確かにあの沈黙の空気感って気持ちが悪い何とも言えない感じですよね。

でも、間が怖いからといって、見切り発車で話し始めてしまうのは危険です。

その時には「間を楽しむ」という感覚が大切です。

芸人さんで話のうまい人って、本当に「間」の取り方が上手です。

要は「相手の注目を惹く」ために「間」を活用しているという感じです。

なので、間を恐れず、逆利用するという感覚が大切ですね。

それから、緊張するとどうしても話すスピードが速くなってしまいます。

そうなると、緊張がさらに高ぶって、自分で何を言っているのか分からない状態になって、当然不合格になって、自信を無くして、また不合格になるという負のループにハマり込みます。

なので、できるだけゆっくりと、大きな声で話すと緊張も次第にほぐれていきますので、意識してゆっくり大きな声で話しましょう!

就活エージェント等にフィードバックしてもらう

最後になりますが、やはり人間は自分では見えない盲点が必ずあります。

自分ではうまく話しているつもりでも、第3者が見ると「コレ、ちょっとマズいな…」という落ち度があります。

なので、就活エージェントやキャリアセンターなど、面接を経験したことのある人に模擬面接を行ってもらって、直接フィードバックを受けてみて下さい。

そうすると、自分では気づけなかった欠点を指摘してもらえるので、それを修正して臨めば、うまく話せるようになります。

要は自分では見えない盲点を第3者の目で客観的に評価してもらい、改良していくことが大切ですね。

まとめ

以上、面接でうまく話せない7つの理由と7つの対処法について解説していきました。

再度、復習のためにまとめておきますね。

【面接でうまく話せない7つの理由】

・緊張している

・準備が不足している

・丸暗記して答えようとしている

・完璧を求めすぎている

・自分に意識が向きすぎ

・自分に自信がない

・背伸びした自分を見せようとしている

【「面接でうまく話せない」を克服する7つのコツ】

・緊張を受け入れる

・とにかに面接の練習を100本やる

・キーワードを関連させて話す

・相手の質問意図を把握してから答える

・自分と企業の接点ネタ帳を作る

・間を意識して声を大きく、ゆっくり話す

・就活エージェントにフィードバックをもらう

加えて、うまく話す以上に評価されている点がいい笑顔であったり、マナーだったり、身だしなみの清潔感などの情報です。

「うまい話し方」だけに意識が傾きすぎて、その辺りがおざなりになると、本末転倒になりますので、今一度チェックして面接に臨んで下さい。

それでは今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

Bookマン

追伸:

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就活マインドマップ・トーク術(第1志望内定獲得プログラム)|Bookマン|note
こんにちは、Bookマンです。就活の面接で、✔自分が話したいことをどうしても上手く伝えられない。✔他の就活生のように感情が乗った受け答えができない。✔「え~」、「あの~」と間伸びしながら話してしまう。✔準備していた答えがすっ飛んでパニックになってしまう。こんな悩みを抱えていませんか?ある就活生と模擬面接を行っていた時にRead More...

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