【元大手人事が解説】就活でPREP法が内定に直結しない理由と対処法【就活コピーラィテイング】

こんにちは、Bookマンです。

「ESをPREP法で書きなさい」、「面接で受け答えする時はPREP法を使いなさい。」とだいたいの就活記事で書かれてますね。

でも、元人事の経験からすると、PREP法については間違いだと全否定はしませんが、内定出しという観点から考えると、100%正解ではないと言わざるを得ません。

先日、ツイッターでこういうことを呟きました。

PREP法で書くのは悪くはないんだけど、響かない。なぜなら、みんなその手法を使うから。実は、すべてが同じに見えてきて『また、このパターンかぁ…』と飽き飽きしてESを読んでいました。差別化したいのなら、コピーライティング要素を入れないとダメです。

今回はPREP法の弱点を解明し、コピーライティングを使うと、なぜアピール度の厚みが増すのかを解説していきます。

この記事を読むことにより、

・PREP法の弱点

・人事の選考心理

・就活コピーライティングの型と例文

が理解できます。

この記事を書いている私は、

・元大手メーカーで人事歴21年

・人事室長として2,000名超えの採用合否を決定

・脱サラ後、地方大学生に就活コピーラィテイングを伝授し、過去6年間で全方位の業種より第1志望内定率93.9%を達成→内定者の声

・現在は上記の内定実証済みスキルをコンテンツ化し、UdemyAmazon kindleNOTEで公開中

この記事を読むと、いかにPREP法だけだと手薄か、コピーラィテイング要素を盛り込まないと内定確度が上がらないかが分かります。

それでは早速、真相解明していきましょう!

※更新情報(2021年7月28日):なんと0円でPREP法を超えるスキルが学べる

PREP法では正直、人事にはもう響かないので、「就活コピーライティング」で他と差別化する必要があります。私がこのスキルを教えたEランクの地方大学生で既に実証済み(第1志望内定率93.9%)です。次はあなたの番です。

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PREP法の落とし穴(弱点)

今は就活サイトが増殖したおかげで、就活生も色んな情報にアクセスできる機会が増えました。

そして、どの記事を見ても目に飛び込んでくる文字が「PREP法」です。

「ESはPREP法で書きましょう!」

「結論ファーストで受け答えしましょう!」

「最後は必ずまとめで締めくくりましょう!」

といったフレーズを目にしますね。

この教えを100%否定するつもりはありませんが、何か欠けているというか、物足りなさを感じるのが人事の率直なホンネです。

PREP法は、結論(Point)→理由(Reason)→例示(Example)→まとめ(Point)といった手法のため、論理的で頭にスーッと入ってきます。至って無難ですね。

無難なだけに、逆に差別化しにくい、感情が動かない、興味性が薄いという弱点があります。

まず押さえおく点は、「人間は感情で物事を決断している」という事実です。

たとえば、ダイエットしている女性がアルバイト後に疲労困憊で帰宅途中にコンビニに寄ると、美味しそうなスイーツが陳列されていたとします。

最初は、

ある女性
ある女性

食べたいけど、ダイエット中だしなぁ。

今日は我慢、がまん…

心の中の悪魔
心の中の悪魔

いいじゃないか、ガンバったんだから自分へのご褒美、ご褒美。

明日から、またダイエットすればいいじゃないか。

ある女性
ある女性

そうよね。私がんばったもん。

明日からダイエットがんばろ!

といって禁断のスイーツを手に取るわけです。

これは感情で行動して、後付け論理で正当化するという人間本来の行動原理です。

これと同じで、人事などの面接官も人間ですから、いくら論理が大切だと言っても、感情という装置を作動させない限り、内定出しという行動を取ってはくれないワケです。

それだけ感情というパワーは論理よりも巨大です。

論理は感情の前では無防備です。

なので、人の感情を動かして行動させるコピーライティングを就活に持ち込む必要があるわけです。

例示がないとわかりにくと思いますので、次の章で同じ内容をPREP法を使った文書と、私が薦めている就活コピーライティングで書いた文章で比較します。

PREP法で書いた文章

それではまずPREP法で書いた文章を参照してみて下さい。(この記事に掲載されていたPREP法の例文をそのまま引用しています。)

【結論】

私の強みは責任感です。任せられた仕事で目標を達成することに、強い責任と大きな喜びを感じます。

【理由】

4年間続けた塾講師のアルバイトでは、持ち前の責任感を発揮し、20人以上の生徒を第1志望校に合格させることができました。生徒たちに勉強の面白さを知ってもらうこと、そして希望する学校に進学する手助けをしてあげることが、講師としての自分の役目だと思い、努力と工夫を重ねたからです。

【具体例1】

たとえば、1日の授業を終えたあとは、必ず翌日以降の授業の準備を終えてから帰宅していました。高校生だと難易度の高い教材を使うこともあるため、予習には時間がかかります。次の授業で扱う範囲の問題をすべて解き、生徒がつまずくであろうポイントをあらかじめ把握し、どう説明するか考えておくため、十分な時間をとっていました。

【具体例2】

また、生徒の成績が下がってしまったときには、教室長や同僚講師と相談したり、学習計画を新しくつくったり、声かけのやり方を変えてみたりなど、あらゆる手段をためしみました。生徒も保護者も、成績の向上を期待して塾にお金を払っているので、成績が下がってしまっては講師としての役目を果たせていないと考えたからです。

【まとめ】

以上のように、責任感の強さによって、私は生徒たちの志望校合格を達成させてあげられました。貴社においても、与えられた役目をまっとうするのはもちろんのこと、期待されている以上の成果をだせるように努力している所存です。(595文字)

この文章の弱点を指摘します。

  • 文章が冗長的(=文章に締まりがない。)
  • ひらがなが多い。(=稚拙に見える、読みにくい。)
  • 使っている単語が弱い。
  • すべてを言おうとしなくていい。

このような感想を持ちました。文章としては悪くないですが平凡です。

厳しいようですが、敢えて直接会って話を聞こうと思うまでのレベルではないですね。

人事は日ごろ、ビジネス文章を読んでいます。

人間の本能として「自分と共通点のある人が好きになる。」という性質があります。

さらにビジネスはスピードが大切なので、できるだけ少ない文字数で同じ内容をいかに的確に相手に伝えられるかがカギになります。

そのような観点からすると、上記の例文が不合格になりやすいことが理解できますね。

なので、PREP法を使っているから安心だと思っている人は注意が必要です。

PREP法を使っているのにESが通過しない人はこのような落とし穴にはまっている可能性があります。

就活くん
就活くん

じゃ、どうすればいんですか?

Bookマン
Bookマン

ずばり、就活コピーライティングを使って下さい。

今回の例文をベースに多少の脚色はしていますが、同じ内容を就活コピーライティングで書き直してみました。

就活コピーライティングで書いた文章がいかに興味深く、パワーがある文章なのかという観点で読み進めて下さい。

就活コピーライティングで書いた文章

次に就活コピーライティングで書いた文章です。(内容については多少アレンジしています。)

【興味性】

私の強みは目標必達力です。この強みは3カ月以内に7割辞める塾アルバイトを4年間続けた講師業で大いに発揮されました。

【具体性】

具体的には私が受けもった生徒21名中20名を第1志望校合格へと導きました。

1名については私の力不足で不本意な結果に終わりましたが、下記の3つの方法で生徒の学習意欲を向上させ、入塾前対比で5科目平均50点の引き上げに成功しました。

1.4つの学習タイプ全員に響く教え方に改良した。

2.受け身型ではなく、本人参加型の授業を展開した。

3.クラス内の競争意識を高め、生徒間で切磋琢磨する環境を構築した。

以上のとおり、従来のやり方に固執せず、本人の成績を上げるための最新手法を教室長とも相談しながら思考錯誤しつつ築き上げ、かつ長期的に学習意欲が継続する仕組みを導入しました。

【ベネフィット】

貴社においても従来の枠組みに囚われることなく、時代の変化に柔軟に対応し、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら、常に最適解を追求し、業容拡大に努めたいと考えています。(410文字)

いかがですか?

多少のアレンジを施しましたが、かなり「会ってみたい!」と思わせる文章になっていませんか?

ポジショントークっぽいですが、何が違うのかを解説します。

まずPREP法では骨組みが、「結論→理由→具体例→まとめ」で構成されているのに対して、就活コピーライティングでは、「興味性→具体性→ベネフイット」という構成になっています。

これはコピーラィテイングの重要なマインドセットである、

・相手は100%読まない。

・相手は100%信じない。

・相手は100%行動しない。

の壁を1つずつ乗り越えていくために、このような「型」になっています。

このマインドセットの話はコチラの記事が参考になります。

例文の興味性

例文では「目標必達力」といった引き金単語を使ったり、「3カ月以内に7割辞める塾アルバイト」というゲシュタルト法を使って興味性を誘引しています。

最初の1行は2行目を読ますための文章でないといけないですし、2行目は3行目を読ますための文章でないと最後まで読んでもらえません。

なので、「未解決の状態」を作り出し、相手が思わず「次を知りたい…」、「具体的に聞いたみたい…」という状態を意図的に演出しているわけです

言い方が悪いですが、面接官にそこを質問させる(=突っ込ませる)ためのトラップを仕掛けている状態です。

その想定問答集さえ作っておけば、緊張する面接でも心の余裕をもって臨める点で他のライバルよりも既にアドバンテージがありますね。

例文の具体性

例文の具体性ではまず「21名中20名」とか、「入塾前対比で5科目平均50点の引き上げに成功」といった数値を盛り込んで客観的に捉えられるように工夫しています。

加えて、その方法について3つ箇条書きで簡潔に整理しています。

箇条書きで書く場合、2つでは少なすぎるし、4つでは多く過ぎて中途半端になります。

「マジックナンバー3」と言われるように箇条書き3つが1番説得力が増すように脳の構造ができあがっているようです。

その他、具体性を追加する方法としては、5W2Hや教室長など固有名詞、たとえ話(比喩)を挿入したり、5感テクニック、物語(ストーリーフォーミュラ)を使って、ビジュアルで脳にイメージさせると効果的に信憑性や真実味を増すことが可能です。

こういったテクニックを使うことで、100%信じない相手をウンウンと頷かせ、あなたのことを妄信させることができるようになります。

例文のベネフィット

ベネフイットとは「相手が得たい感情」や「相手が求める結果」を「自分なら叶えられますよ。」、「自分がその求める人物ですよ。」とアピールして相手の背中を押してあげるメリットのことです。

事前に「相手の求める人物像」や逆の「相手が採用したくない人物像」をデジタル・アナログ両面でリサーチしておき、具体性で人事を納得させた上で、最後にベネフイットで落とすという仕掛けが大切です。

その他、限定性や希少性を入れると、人事はあなたのことをもっと前のめりになって採用したくなります。

ここでは具体的な説明を割愛しますが、ここまで読んできて、さらに深く学びたい人は『就活コピーライティング』の教材で詳しく実用レベルまで語っています。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

いかに巷で訴求されているPREP法が脆弱で、就活コピーライティングが相手の心理トリガーを弾いているか理解できましたか?

ここでおさらいです。

・PREP法は論理的で無難だけど、論理だけでは人事などの面接官の心は動かない。

・人間は感情で行動し、後でその行動を正当化する。

・すなわち、就活においても1人間としての面接官の感情を揺さぶる必要がある。

・就活コピーライティングでは、興味性→具体性→ベネフイットの3層構造で、相手に読ませ、相手に信じ込ませ、相手に行動を促すテクニックを駆使する。

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今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

Bookマン

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