【元大手人事が解説】『あなたの強みは?』が書けない人のES攻略法【添削動画付き】

こんにちは、Bookマンです。

今回はこんなお悩みに直球でお答えします。

就活生Aくん
就活生Aくん

「あなたの強みは?」の質問に対して

何をどのように書けばいいのか分からない…

就活生Bさん
就活生Bさん

そもそも、たいした強みもエピソードも

ないのに、どう書けばいいんだろう?

Bookマン
Bookマン

そうですよね、

今回は定番質問の「あなたの強み」に

フォーカスして徹底解説しますね。

今回の記事を読む事により、

・「強み」で人事が何を見ているのかが分かる。

・あなたの強みが何なのかが分かる。

・あなたの強みを『ある型』にハメるだけで、強い自己PRが完成する手法がわかる。

この記事を書いている私は、

・パナソニック→住友金属関連本社で人事歴21年

・人事室長として社会人・新卒2,000名超えの選考合否を決定

・脱サラ後、地方大学の就活生に内定必須スキルを伝授し、通算6年で第1志望内定率93.9%を全方位の業種から達成。→内定者の声はコチラ

◆就活スキルのコンテンツとして、

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あなたの強み系の質問はESではもちろん、面接でも必ず問われる就活3大質問なので攻略しておかないと選考通過できません。

今回の記事を読んであなたの強みを発見し、それを「ある型」にはめるだけで、強い自己PRが完成しますので、最後までお読み下さい。

尚、最後に添削動画も用意していますので、併せて視聴しておくと効果倍増です。

それでは一緒にあなたの強みを作っていきましょう!

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なぜ「自分の強み」が分からないのか?

理由は色々あると思いますが、自分の強みが分からない最大の理由は、

・そもそも自分に適切な質問ができていない。

・どういった切り口で自問すればいいのか分かってない。

・そもそも自分には強みがないと思っている。

ということが考えられます。

加えて、自分1人で「自分の強みは?」と悶々と1日中考えたとしても、必ず盲点が発生します。

なぜなら、あなたの強みは自分では当たり前にできることなので、本人では気づきにくいからです。

なので、あなたのことを1番よく理解してくれている家族や友人に他己分析してもらうことが必須です。

具体的なやり方や本質的な質問例については、コチラの記事で徹底解説していますので活用してみて下さい。

必ず「あなたなりの強み」が見つかるはずです。

それからもう1点だけ付け加えますが、案外、あなたが「弱み」だと思っていることが「強み」だったりします。

「強みと弱み」はコインの裏表でよく例えられますが、1度逆説的に考えてみて下さい。

この時に使う魔法の接続詞は「逆を言えば…」です。

たとえば、

「落ち着きがない」、逆を言えば→「行動力がある」

「1人で抱え込む」、逆を言えば→「責任感が強い」

「周りに流される」、逆を言えば→「協調性がある」

などです。

ぜひこの逆説アプローチをとって、あなたの弱みを強みに変換して下さい。

「あなたの強み」で人事は何を見ているか?

人事が「あなたの強みは何ですか?」と質問する趣旨は、

①あなたの強みとその会社が求める人物像とがマッチングするかを確認したい。

➁そもそもあなたがどんな人間なのかを知りたい。

➂プレゼンができる人材かどうかを見極め、入社後の活躍度を見極めたい。

この大きく3点です。

1つずつ簡単に解説します。

まず1番目ですが、人事が1番恐れていることは、ズバリ「採用ミス」です。

採用活動は社として多大な採用経費を突っ込んでいる1大イベントなのです。

実際に内定を出して、入社してくれたとします。

研修も無事に終了して配属後に人事が1番恐れていること、それが「この人材は使えない=採用ミス」と言われることなんです。

私自身もよく部門責任者からこの言葉を浴びせられました。

「あなたも面接官として、その場に入ってたじゃん。」

と思いながらも、人事が採用の本局なので、言い訳できません。

なので、採用選考時に当社の求める人物像とマッチするかどうかを人事は注視しています。

そのために便利な質問が、

「あなたの強みを教えて下さい。」

とか、

「まずはじめに30秒で自己PRして下さい。」

なんですね。

2番目のあなたがそもそもどんな人間なのかを知りたいですが、採用はよくお見合いに例えられます。

相性が良ければ結婚(=合格)までゴールインですが、相性が悪ければ、そこでThe End(=不合格)ですね。

その相性を測るために、まずは「基準」となるものが必要になります。

それが「あなたの強み」だったり、「自己PR」の内容なのです。

そして、その基準に沿って根掘り葉掘り多角的に質問を行って、その妥当性を確かめています。

要は人事の本能として「確かさ」が欲しい=安心したいというDNAが備わっています。

アナタだってそうですよね。初対面の人と話す時に、

「この人、どんな人なんだろう?」

「どんな性格なんだろう?」

「私と相性合うかな?」

とか考えながら、相手の言動や行動をつぶさに観察していますよね。

それと同じで、人間が本来持っている「危険を回避したい」、「安全に暮らしたい」といった本能があるので、人事も例外ではないということですね。

最後のプレゼンができる人材がどうか、将来の活躍度を見極めたいですが、これはわかりますね。

採用選考は究極的には、

「この学生は活躍してくれそうか?」

「組織を活性化してくれそうか?」

「戦力として使えそうか?」

などを見ているわけです。

なので、当社に入社した時の活躍確度を確認しています。

この「活躍確度」を見極めるのに適した方法、それが「自己PR」なんです。

自己PR=プレゼンそのものなので、プレゼン能力を見極めるには最もいい方法なんです。

逆にこれまで述べてきた人事(面接官)の真意を逆手に取って、「強み」や「自己PR」を行うことが効果的にできれば、内定確度が格段に向上します。

次の章では何をどのように自己PRするかを解説しています。

何をどのように自己PRすれば人事に刺さるのか?

先ほど、なぜ人事が「あなたの強み」を質問したり、「自己PR」させたりするのかという真意をお伝えしました。

この真意が分かれば、次に何を話せばいいかが逆算でわかりますね。

具体的には、

「私はあなたの求める人材ですよ。」

「入社後も活躍できる人材ですよ。」

というPRができればいいわけですね。

そのためにしなければいけない最も大切なことが

「リサーチ」

です。

あらかじめその会社が、

「どんな人材を求めているのか?」

「逆にどんな人材には入って欲しくないのか?」

を徹底的に調べ上げることが重要です。

これさえ分かれば、あとはその会社の求める人材像に沿う「あなたの強み」をリンクさせてあげればいいだけです。

リサーチの具体的なやり方については、下の記事で徹底解説しています。

要は自己PRの成功公式で表すと、

他人にはないあなただけの強み×その会社のニーズ

となります。

「他の人にはないあなただけの強み」というと、野球のイチロー選手とか、将棋の藤井聡太君など凄く突出した才能をイメージしがちですが、そんな大それた強みでなくて大丈夫です。

他の人より少しだけ秀でているだけでOKです。

イチローや藤井君も最初はそんなに秀でてない芽だったんですね。

その芽を独特の感性と努力で1流まで高めています。

最初から天才はそうそういないですし、会社もそんな人材を狙っていませんので、心配しなくても大丈夫です。

では、次に「大切なライティング・マインドセット」をお伝えします。

このマインドセットを知っていれば、どんな質問でも相手に響く「あなたの強み」の量産が可能です。

逆に知らないと、人事の心に刺さらないので何度ESを提出してもお悔やみメールを受け取る羽目になりますので、絶対に見ておくことをおススメします。

超重要なライティング・マインドセット

それでは、これから『超重要なライティング・マインドセット』を話します。

それは何かと言うと、

・相手は100%読まない。

・相手は100%信じない。

・相手は100%行動しない。

です。

驚きましたか?

「私が必死に書いたES、人事に読んでもらえてないの?」

残念ながら、最初の1行目が勝負です。

そこで人事が興味を示さないと以降はスラーっと飛ばし読みです。

次に「えっ、私の書いたES、信じてもらえてないの?」

残念ながら、人事はあなたの書いた文章を猜疑心の目で審査しています。

「この実績は本当に自分だけで出したの?」

「何か数字を盛ってるんじゃないの?」

「これ絶対、大人の意見が入ってるよね。」

みたいな感じで、私自身、疑わしいESに関しては面接で根掘り葉掘り質問して、信憑性を確かめていました。

「それから、100%行動しないって何ですか?」

これは仮にあなたの文章が読んでもらえて、信じてもらったとしても、それを合格にする行動をとってもらえるとは限らないということです。

私自身も

「もう少し、あと一押しあれば、合格なのになぁ…」

「何かが足りないんだよな。勿体ないなぁ…」

「これはどこかのひな型を使った典型的な文章だな…」

と思って、残念ながら縁のなかった就活生のESを山ほど見てきました。

なので、

・どうしたら100%読まない相手に読んでもらうことができるか?

・どうしたら100%信じない相手に信じてもらえる文章を提供できるか?

・どうしたら100%行動しない相手の背中を押すことができるか?

この壁を1つずつクリアーしていくスキル、それが就活コピーライティングです。

まずはこのマインドセットを覚えて下さい。

八重もすると、自分が一生懸命考えた文章なので相手は絶対で読んでくれてる、信じてくれてる、合格にしてくれるはずと勘違いしてしまいます。

ただ、このマインドセットさえインストールされていれば、テクニックは自然と出てきますので、次の章ではその『型』について解説していきますね。

人事に心に刺さる自己PRの『型』

自己PRの質問に対しての返答の『型』としてはPREP法、DESC法、SDS法など色々ありますが、コピーライティングと人事の経験値を融合した就活コピーラィテイングの『型』をここでは解説します。

PREP法、DESC法、SDS法を知りたい方はコチラから

先ほどのマインドセットから

・100%読まない相手にどう読んでもらうか?

・100%信じない相手にどう信じてもらうか?

・100%行動しない相手にどう行動してもらうか?

この3つの壁を順番にクリアーしていくアプローチとなります。

結論から言うと、下図のアプローチです。

100%読まない相手には「興味性」で読ませ、

100%信じない相手には「具体性」で信じ込ませ、

100%行動しない相手には「限定性」で行動させる。

「興味性」の攻略テクニック

最初の「100%読まない相手にどう読ませるか?」の壁をどう乗り越えたらいいと思いますか?

あなたが逆に読み手の立場であれば、どんな書き出しであれば、読みたいと思いますか?

答えは、「興味性」です。

記号にすると「!」とか「?」の状態です。

要は、「次を読んでみたい」と思わせるような心理状態に持ち込む必要があります。

そのために使うテクニックとして就活コピーライティングでは、

・「相手の感情を動かす単語=トリガー(引き金)単語」を使う。

・未解決の状態を演出する。

・面白い比喩を挿入して関心を抱かせる。

というテクニックを主に使っています。

「相手の感情を動かす単語=トリガー単語」を使う。

実は単語にはパワーのレベルがあります。

たとえば、

~する < 行う < 実行する< 断行する

同じ「~する」でもパワーが上がっているのがわかりますか?

もう1つ例を挙げると、

変わる < 変化する < 激変する

これも徐々にパワーアップしている状態が把握できますね。

このようにパワーのある単語を使うことにより、人間の感情は動きます。

たとえば、図にすると

「〇〇〇〇〇〇〇〇」という文章と、

「〇〇〇●〇〇●〇〇」という文章では

どちらに目が行きますか?

もちろん、後者ですよね。

しかも、「●」の部分にどうしても目が行ってしまうと思います。

「●」の部分にトリガー単語を入れれば、嫌でも読まざるを得ない状態になります。

これまで私がたくさんのESを見てきて、殆どの人が誤って使ってしまう残念なNGワードをここで紹介します。

行動力、積極性、粘り強さ、問題解決能力、向上心、

継続力、リーダーシップ、主体性、協調性、好奇心、

コミュニケーション能力、真面目、責任感、忍耐力、

負けず嫌い、気配り、努力家、計画性、諦めない、

素直、慎重、思いやり、明るい、素直、笑顔、

ポジティブ、チャレンジ精神

あなたはこういった「強み単語」を自己PRで使ってませんか?

こういう単語を見ると人事は、

「またですか?」

といった飽き飽き感が出てきます。

要は見慣れ切った単語で誰もが使いそうなだからです。これでは差別化を図れません。

たとえば、

「行動力という単語のさらに上のパワー単語がないかな?」

と考えてみて下さい。

思いつかない場合は無料で使えるいいツールがありますので紹介します。

それは「類義語辞典」です。

たとえば、シソーラス類義語辞典で「行動力」の類義語辞典を調べます。

このように「行動力」の類義語が出てきます。

この中でパワーの最も強い単語を選択するわです。

上記の中では「実行力」が最もパワーが強いですね。

シソーラス類義語辞典はコチラ

このようにみんなが何となく使っている平凡な単語をパワーのあるトリガー単語に置き換えるだけで、あなたの書いたESが読まれる可能性が格段に上がります。

未解決の状態を演出する。

2番目のテクニックですが、

たとえば、パズルをイメージして下さい。

最後のピースが埋まらずにパズルが完成しない状況だと何かウズウズしますね。

この状態を演出するわけです。

ドラマでもいいシーンまで見せておいて

「続きはまた来週」

みたいな手法を使っていますね。

要は「未解決な状態」を演出して、次の行動を促すというテクニックです。

この手法を就活コピーライティングでは活用します。

たとえば、

私の強みは問題の本質を見抜き、解決する「問題解決能力」です。

という1行目があったとします。

これ自体、悪くないですが、こういう風にしたらもっと読まれると思います。

私の強みは真因を識別し、内と外の両面から解決する啐啄力です。

たとえば、これだとどうでしょう?

言葉も少しパワーアップさせてますが「啐啄」に目が行くと思います。

ここで「???」、「なんて読むの?」ってなりますよね。

「啐啄(そったく)の機」という言葉があります。

“啐”とは雛が孵化しようとしているとき,

雛が内からつつく音のこと。

“啄”とは、母鳥が外からそれを外側から

コツコツとつつく音のこと。

つまり、

「人を育てる際には、機(タイミング)が大事」

ということを意味しています。

AccretWorks

このように誰も使わないような単語で、かつ興味性を抱かせる単語を活用すると読まれる確率が向上します。

これも先ほど紹介した「類義語辞典」を使うといい単語を拾えたり、アイディアが思い浮かびます。

それから、やはり本を読むことで単語という武器(=アイテム)を常日頃から収集しておくことが大切です。

先ほどの「啐啄」という単語も日常生活では使わない単語なので、本などから収集するしか方法がないですね。

要はどれだけ単語の種類が豊富か、表現のバリエーションを持ってるかで差別化できるということですね。

面白い比喩を挿入して関心を抱かせる。

最後のテクニックはイメージし易いように比喩を入れて記憶に定着させるテクニックです。

たとえば、

私は上空から俯瞰する鷹のような人間です。

というとイメージでに空高く舞い上がって獲物を狙い撃ちするような鷹を想像しますよね。

そして、比喩は記憶に残りやすいんです。

面接が終了して面接官同士で膝を突き合わせて、誰を次の選考に進めるかを検討するんですが、

その時に記憶に残っている学生は俎上に上りやすいです。

「あの鷹のような学生よかったよね。」

「あ、あの鷹の子ね。あの子は合格だね。」

というように「あっ、あの子ね。」と覚えられている=記憶に残すという点で比喩を入れた自己PRは強いですね。

具体性・限定性の攻略テクニック

少し長文になってきましたので、具体性、限定性(ベネフィット)の攻略テクニックについては、動画でまとめました。

これで全てのテクニックを網羅でき、人事に刺さる自己PR文を量産できます。

究極のライティング・マインドセット~其の2

添削動画:自己PR編

今回の記事を読んで、どういう風に自己PRを書けばいいか理解して頂けたと思いますが、実際に私が添削している風景を見せた方がもっと理解が促進できると思います。

今回ある学生のインターンシップの自己PR文を添削している動画を特別に公開しますので、実践で活用してもらえると幸甚です。

尚、プライベートな内容も入っているのでいつ非公開に移行するか分かりませんので、今すぐ視聴しておくことをおススメします。

自己PR添削(西日本シティ銀行)

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

Bookマン

追伸:

今回の記事では興味性・具体性・限定性の攻略法を紹介しましたが、さらに深く具体的な手法を体系的に学びたい方は、udemyで公開の「就活コピーライティング」にお申込み下さい。

1カ月の返金保証付きなので、実質無料でトライアルできます。(サンプル視聴動画あり)

このコンテンツを学んで実際にコンサル、商社、メーカー、小売、物流、運輸、IT、銀行、生保、広告、教育、人材、医療、病院、公的機関など全方位の業種から地方大学内定者(第1志望内定率93.9%)を輩出しています。

次はあなたの番です。

第1志望内定率93.9%のスキルを確認する:

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